精米からおよそ1か月、米を休ませたのち米を洗って水につけます。
表面に残ったぬかを取り除くことはもちろん、どのくらいの水を米に含ませるかも重要です。
その割合は米の重さの約3割。
大吟醸酒用の米は杜氏・蔵人が洗い、慎重に秒単位で時間を計って水から上げます。
賀茂山系に降った雨水は地中深くしみ込み、歳月をかけて適度なミネラル分を含んだ上質の中硬水となり、湧き出てきます。
この天然水は飲んで美味しく、酒にして味わい深い。
賀茂鶴は酒造りすべての工程にこの水を使用しています。
賀茂鶴は、西条酒造協会で行う「西条・山と水の環境機構」に参加し、売上の一部を山と水を守る活動に役立てています。