グラスに浮かんだ花びら型金箔は、
春の盛りに豪華絢爛に咲き乱れる桜の花々のよう...
これまでの日本酒のイメージを覆した「大吟造 特製ゴールド賀茂鶴・純金箔入(後の大吟醸 特製ゴールド賀茂鶴)」が発売されたのは、池田勇人総理大臣が所得倍増計画を発表する 2 年前の 1958(昭和33)年。日本が高度経済成長の活気にあふれる中、新たな日本酒の楽しみを世に問うたのです。暮らしが豊かになり、さ らに次の豊かさを求める皆様に「品質も見た目も一つ上」のお酒を提案したところ、大好評を博し、ロングセラーとなりました。
特製ゴールド賀茂鶴に入っている桜の花びら型の金箔、実は発売当初は四角でした。1974(昭和49)年に昭和天皇ご夫妻の金婚式が祝われる際、桜の花びらの金箔を盃に浮かべて乾杯できるよう工夫したことが端緒でした。この時は一枚一枚、花びらの形に切り飾り、納品させていただきました。その栄誉は長く賀茂鶴で語り伝えられ、1997年(平成9)年、市販品でも採用し、ゴールド賀茂鶴の金箔は桜の花びら型となり、今に至ります。
この金箔、めでるだけでなく他にも楽しみ方があります。
会食の際に隠し芸にもなるゴールドの楽しみ方を動画でお見せします。是非お試しいただき、携帯や名刺入れ、 財布やネイルなど金箔に貼り付けてみてください。是非、うまく貼れた場合は Instagram で#ゴールド賀茂鶴 で投稿してください。うまく貼れなければ是非もう一本、ゴールド賀茂鶴を (笑)。