賀茂鶴酒造の行動規範である「酒中在心」。日本酒の原料は米と水のみです。だからこそ素材の持つ個性と造り手の心がお酒に現れます。
お米は粒のそろった良質な広島県産の酒米をすべて自社精米工場で丁寧に磨いています。また日本酒の約80%を占める水は、賀茂山系の伏流水を使用しています。そうすることで、お米の味を生かしつつも柔らかい口当たりの優しいお酒を作ることができます。
このように創業以来品質にこだわった酒造りを行っており、全国新酒鑑評会では金賞を数多く受賞しています。
日本酒をつくることは日本文化を伝承すること。賀茂鶴酒造の大切な仕事の一つです。また弊社は茶室を所有しており、海外のお客様に日本文化に触れていただく機会を設けたり、遠方からの賓客をもてなしたり、社員の茶道の稽古を行う場として活用しています。日本酒だけではなく、日本の文化そのものを大切にしています。
現在では人気の高い大吟醸酒。この大吟醸酒を全国に先駆けて発売したのは、実は賀茂鶴酒造です。
大吟醸酒である「特製ゴールド賀茂鶴」が初めて発売されたのは昭和33年でした。大吟醸酒は贅沢な「品評会用のお酒」でしたが、多くの方に味わってもらいたいとの思いから商品化されました。
賀茂鶴酒造が輸出を始めたのは明治29年、ハワイに向けてでした。その後、台湾、アメリカにも輸出を行いました。
現在では、アメリカ、中国、韓国、マレーシアなどに輸出を行っています。さらに海外の日本酒のイベントにも積極的に参加し、日本酒を広める活動も行っています。
誰と・どこで・どんな料理と飲むかによってお酒のおいしさは変わります。いろいろな人と、いろいろな場所でいろいろな料理と共にあり、日々の食生活を彩る…
おめでたいときはもちろん、辛いときも…それぞれの心に寄り添い、心を豊かにする…つくっているのは豊かな心です。
賀茂鶴酒造は1958年に大吟醸酒の先駆けとして「特製ゴールド賀茂鶴」を発売するなど、新しい価値の創造に努めてきました。
みなさんも、たゆまぬ「勇気」「挑戦意欲」「創造力」を胸に、ワクワクする日本酒文化の価値創造の旅に出ませんか。
お客様や仲間に対する「思いやり」「想像力」も大切です。日本酒を飲むライフスタイルは?ライフシーンは?など、こまやかな洞察も求められます。
おいしい日本酒を造るとともに、そのあり方も問い続けます。みなさんの自由で活発な意見の発信や発想が、さらに企業を磨きます。
2023年は賀茂鶴酒造創業150周年です。次の50年、100年。新たな仕事や職場を一緒に築いていきましょう。
酒販店や飲食店へお酒を売りこむことはもちろん、広報やイベントの企画も行います。
東京にも支社があります。
アメリカ、中国、韓国、マレーシアをはじめとする東南アジア各国など様々な国での販売業務やイベントを行います。
労働管理、社内行事の運営、多種多様な書類を扱うデスクワーク、作業現場での打ち合わせなど広範な業務を行います。
入出金の管理や経理生産など、会社全体に関わる資金の流れを管理します。
清酒製造をはじめ、精米などを行います。
原酒の管理に加えて調合やお酒を瓶やパックに詰めて製品にしていく部署です。品質管理も行います。
4月上旬新入社員研修
4月中旬〜5月頃各部署にて研修開始
6月中旬江田島にて研修合宿(2泊3日)
7月入社3か月後研修
仮配属
営業は酒を売ることはもちろん、自分への信頼を売るという仕事です。もともと日本古来の伝統を守ることに興味を持ち入社しました。古くからのお付き合いのある問屋さんや飲食店、販売店に出向いて営業をします。また近年では海外で商談を行うこともあります。営業を通して人とふれあい、日本各地の文化に触れることがこの仕事の魅力です。自分の企画によって酒が売れたときは嬉しい瞬間です。
私は事務職のアルバイトがきっかけで入社しました。取材対応や本社への来客対応、チラシ、POP作りなど社外と社内を繋ぐことが広報の主な仕事です。自身の専攻した英語の知識を活かし、海外のお客様へ英語で対応することもあります。取材対応においては様々な部署の人とコミュにケーションを取りながら、相手が何を求めているのか、どのようにすれば伝わりやすいかなどを考えながら仕事をしています。
私の仕事は原料入荷から製品出荷までを管理することです。
お客様に安心安全な製品を供給するためには、醸造から出荷まで、製造過程全般の管理が必要不可欠です。また、その体制を維持させることも重要です。さらに、設備の導入、変更に際しては真っ先に自分が動き、コストや、品質への影響など、あらゆる検証をしなければなりません。大変ですが挑戦し甲斐があります。工場における各種認証の取得など課題は多くありますが、自分たちが考えたことを形にしていけるよう努力をしています。
品質管理は主に作業場の衛生と酒の出来を見る仕事です。作業現場の衛生は、安心・安全への第一歩なので、きれいな環境を作ること、きれいな環境を保つことに貢献できたときに嬉しく想います。また、出来上がった酒の味や香りの分析を行い、酒の出来栄えを確認します。ヒトの感覚だけはなく分析機器を用いた客観的なデータも品質への保証の一つになるからです。製品が安全・安心であることを保証することは、会社への信頼を守ること、その責任がこの仕事への意欲となっています。
入社当初、私はお酒を作る工程や技術を全く知りませんでした。また、繁忙期は、体力の必要な作業が多くあり、初めは辛く感じることもありました。しかし、上司や先輩たちとともに作業を行うことで徐々に慣れることが出来ました。また、酒造りへの理解が深まるにつれ、段々と仕事に自信がついていきました。今は自分の培ったお酒が店頭においてあることを嬉しく思います。
※1.その年の仕込みを無事に完了したことを祝う、祝宴を催す行事です。
※2.のみきりとは、貯蔵している酒の品質を確かめることです。
勤務時間は営業本部・管理本部が8:30〜17:30、製造本部は8:00〜17:00が基本です。1か月の平均残業時間は約2.8時間です。
帰宅後にジムに行ったり、習い事に行ったりする社員もいます。
この時間はある女性社員の勤務時間です。短縮業務制度を利用することで時間にゆとりをもって、保育園への送り迎えができます。